| 日本での梅雨明けを待たずに、さわやかな青空と明るい太陽いっぱいのスイスへ。もちろん緑で埋め尽くされた風景も加えて湿度の低い気候は、私達人間はもとより花たちにとってもうれしいものと思われます。たっぷりと沢山の花が咲き乱れ、大変に美しく、どこへいっても見事なものです。
観光地でよく知られているルツェルンはVieewaldstadts(4つの森の湖)という大きな美しい湖に面した古都で、古い木製のカルベ橋も沢山の花で飾られ観光客の目を楽しませてくれています。この古都から湖沿いにアウトーバーンを車で走れば20分程でスイス随一のガラスの産地Hergiswil(ヘアギスヴィル)に到着。もちろん湖を船で行くのもロマンチックですし、美しい森や湖をみながらの列車で訪ねるのもよいでしょう。地名がそのまま商品名となりヘアギスビラーガラスとしてスイスでは知らない人がいないほど知名度の高いものです。 ここは当時背後にひかえている森林の木材を燃料に使い、ガラスの原料や出来上がったガラス製品を運搬する交通手段として船が使える利便性とで、湖の際まで工場が建てられていました。現在は工場見学もでき、ガラスの美術館も併設されて、景色の美しさも加え、ガラスを扱っているものにとってはとても興味深い場所です。 もちろん工場で生産されたガラス製品を買うことが出来、道をはさんで一級品と二級品がきちんと値段の差をつけて売られている。店内や工場はいつも多くの人で賑わっており、その人気の高さもうなづけます。そしてスイス手工芸品(Heimatwerk)の民芸品専門店にも置かれており、インテリア専門店、デパートでも手に入れることができます。 宙吹きガラスや型押しガラスなど直径40cmほどの大きな皿や、高さが1m以上もある大きな花びん、ちょっとおしゃれなランプやグラス類と多くの興味ある製品が作られていて、グラスリッツエンの素材としてもよいものもかなりあります。 またそこから南に入った所のサルナー(Sarner)にもサルナーグラスとして知られた産地もありますが、大分前に一度訪れただけなので、少々記憶もあいまいになりました。知名度もそれほどではないように思われます。 多分もっと沢山の産地があるとは思いますが、現在もなお生産を続けられ、私達の目に触れることの出来るものはわずかのようです。私達が一番興味あるグラスリッツエンは、プライベートでは大変素晴らしい作品を今なお作り続けている人もおりまが、まずほとんどといっていいほど一般には目にすることがありません。今更ながら日本での技術の高さ、それを取り入れて楽しみながら作品を作る広がりの素晴らしさには驚くほどです。 Sumiko
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