アルファベットを彫って My Glass を作る

ワインの好きな人はワイングラスに……………
ビールの好きな人はビールグラスに……………
そしてウィスキーの好きな人はロックグラスに。


手順


1.制作開始前の注意

ハンドクリームなど油性のものはガラス面に膜を作ってしまって彫りにくくなるので、作業前にはつけないようにしましょう。ガラスもきれいに洗っておきます。


2.パターンの用意
図案集や自分の手書きでイニシャルや名前の型紙(パターン)を用意します。
グラスリッツェン専用のパターンは黒地に白抜きなので、輪郭線が写しやすく出来ています。または白黒逆転コピーを利用するのもよいでしょう。

注:グラスリッツェンは、食器など使う側には彫らないので、皿など平面素材は裏に彫ります。文字の場合逆さの文字を用意しなければいけません。
元パターン←元パターン
左右逆転パターン←左右逆転パターン
白黒逆転パターン←白黒逆転パターン


3.パターンの位置決め
ガラスの縁から2cm以上下げた位置に彫る文字をセロファンテープで一カ所止めます。
縁から2cm位下がったところはガラスのひずみが多くあり、割れやすいので避けます。ワイングラス等足の部分に継ぎ目の線が入っているものは目立たない位置の両側にもってくるようにします。パターンは中におしぼりなど詰め物をしてガラスと密着させると輪郭線をうつすときズレなくてよいでしょう。


4.外形線を写す
文字を書くようなつもりで 小丸・緑2本の針を使って軽く運びます。
ガラスの厚みでパターンがズレないように真っ直ぐ見て写しましょう。外形線を写すのですが、太い線は
大きな字
のように角が丸まったり外形線が外にはみ出すことを防ぐため、角の手前1mm位で線を止めておきます。
また細い線は


あとから字の形を整えられるように中心を1本だけ彫っておきます。
深く彫りすぎないことがポイントです。パターンを外した時に見えればよいだけですから、出来るだけ浅く彫ります。決して「ガリガリ」や「キィーキィー」というような音はしなはずです。
写し終わったらパターンをはずします。もし写し忘れた部分があってもそのままにしておき、他の部分を彫り終えてから付け加えるようにします。

5.彫り
太い線、細い線両方のある文字は、太い線から彫りましょう。浅く浅くゆっくりと、針はつぼみ・緑2を使い、外形線の内側をなでるように浅く彫り重ねて白くします。シャープな角のある文字は。小丸緑2を先端部に向けて針を運び、整える。細い線の曲線はきれいに滑らかな線に。

6.仕上げ
彫り終わったら全体を見て、鋭角の部分、細線のなめらかな曲線などを確かめながら小丸・緑2で美しく仕上げます。


彫り方のいろいろ

 基本になる線や点で、いろいろな彫り方をすることが出来ます。その使い方により多くの変化に富んだ模様を表現することができます。1.は直線を丁寧に彫りつめて、なめらかな美しい白い面を作り出します。
2.は細い線を等間隔にあけ、
3.では線を互いに交差させることによって、それぞれ違う味わいが出せます。
4.は小さな点を打って淡い感じを作ります。
5・6・7はそれぞれ小さな丸やラセン、一筆書きの線などによる独特のパターンになります。
このように作者のアイデアにより、さまざまな彫り方を楽しむことができます。